マレーシア2泊4日旅行記
2016年の8月に2泊4日、30代独身男性3人でマレーシアに旅行に行ってきた時のことを書きます。
8月6日(土)
メガネとコンタクトレンズのケースを持ってくるの忘れるという幸先の悪さで旅が始まった。
今回の旅はLCCなので機内サービスが無いのだが、空港の受付のところがめちゃくちゃ混んでて水も食べ物も何も買えなかった。
仕方なく機内で別途料金を払い、水とご飯が青色に着色された機内食を食べる。おいしくはなかった。LCCなので座席も狭く6時間強のフライトはかなりしんどかった。
しかしマレーシアはクアラルンプールに到着するとテンションは一変~~~~~!!東南アジアの熱気に我がテンションも最高潮なのであった~~~~~~~~~!!
出店がたくさん立ち並ぶ大通りのオープン席の店で夕飯を食べた。ナシゴレンと言う名のチャーハンをモリモリ食べた。どこを歩いてもドリアン臭いクアラルンプールの空気…最高……
その後は適当なバーでダラダラ酒を飲んで過ごした。繁華街も危なげな感じは全くなく、ゆるい雰囲気の街であった。これなら私が住む大阪の街のほうがよっぽど危なげである。
ほろ酔い気分でホテルに戻り、気持ちよく眠りにつこうとベッドに伏せたその時、同行者のYが「パスポートが無い!!!!落とした!!!!」と大声で狼狽しだした。そういえばさっき夜の街を歩いている時、Yのリュックのチャックが全開でパッカリ開いていたことが気になってはいたが、まさかパスポートを落とすだなんて……しかし彼は以前北京に行った際にも財布を落としたことがあったのでさもありなんとも言える。
Yはさっき飲んでいた店にもう一度タクシーで向かったが結局パスポートは見つからなかった。私はYの身を案じつつも、眠たすぎるので一人で先に寝た。
8月7日(日)
結局Yのパスポートは見つからなかったが、気を取り直して今日は世界遺産の街マラッカに向かった。
いい感じの教会などがある海沿いの街である。
おしゃれな建物がたくさんある。
とりあえず船に乗って川下りをした。東南アジアに旅行に行ったらとりあえず川下りをしておけばオーケーなのである。
その後いい感じのカフェで昼食と夕食の間みたいな食事をとった。
ナシゴレンである。マレーシアといえばナシゴレン。ナシゴレンという名のチャーハンさえ食べておけば万事うまくいくのだ。
クアラルンプールに戻り、まだ適当に酒を飲んで過ごした。夜のペトロナスツインタワービルはかっこいい。
8月8日(月)
朝一で近郊の警察署に向かう。このままではYは日本に帰れないので仮パスポート発行の諸々の手続きをしなければならないのだ。こっちの警察は全員いかつい銃火器を背負っていて大変こわい。
警察署までは一緒に着いていったが、この後もYは諸々の手続きで大使館などに行かなければならないので別行動を取ることにした。Yを一人警察署に残し、私ともう一人の同行者Nは二人で当初の予定であったバツー洞窟というスポットに行くことにした。(Nはかなりの変人なので二人きりで行動するのは少し気が重かった)
クアラルンプールの電車?モノレール?は内側に座席がついていてなんとなくかっこいい。
タクシーをつかまえてバツー洞窟に行きたいと言うと、「チョコレートファクトリーとバツー遺跡セットで案内してやるぜ!」と言われ、バツー遺跡だけでいいと言ってもしつこく食い下がってくるのでまずチョコレートファクトリーまで乗せていってもらうことになった。チョコレートファクトリーって何?
チョコレートファクトリーに到着。工場と言うよりただのチョコレート直売所だった。一箱千円ぐらいするので結構高い。試食してみた感じ、日本の普通の板チョコのうまさを「1」、明治THEチョコレートのうまさを「3」とすると、「1.3」ぐらいのうまさだった。仕方ないので二箱ほどお土産に買った。
バツー洞窟に到着。でかい黄金の大仏が目印。
中は広々としていてなかなか良かった。野生の猿がたくさんいて怖かった。
洞窟から帰ってきてご飯を食べたりマッサージをしてもらったりしていたらもう夕方になり、そこでようやくYと合流した。どうやら仮パスポート?のようなものを発行してもらい、それで日本に帰れるらしい。「マレーシアの警察はとにかくやる気がなく、面倒臭そうな感じがすごかった」とのことだった。
そして夜まで適当に過ごしてまたLCCの狭い座席を6時間我慢しつつ日本に帰国した。一応機内泊に当たると思うが全く眠れなかった。
今回の旅を総括すると…
マレーシア最高〜〜〜〜!!!!