モサ日記

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うろ覚えで書く「吾輩は猫である」

吾輩は猫である。名前はまだ無い。どこで生まれたのかとんと見当がつかぬ。ただ薄汚い毛布にくるまれ、ミャアミャア泣いていた事が最初の記憶である。ミャアミャア泣いていたらヒョイと大きな手に掴まれた。そして次の瞬間、吾輩の身体は宙に浮いた。吾輩は投げ飛ばされたのだ。あわや大惨事――。吾輩は持ち前の敏捷性で受け身を取り事なきを得たものの、人間ほど邪悪な存在はこの世にはいない。吾輩は戦慄した――そして吾輩の身体は弄ばれ、あわや大惨事――というところで別の人間が現れた。「やめなさい。猫が可哀想じゃないか」この人間は書生という種族である。書生なるものは一説によると人間を煮て喰うと言う。吾輩は戦慄した――あわや大惨事。しかし色々あって吾輩はこの家に飼われることとなった。それから色々あって、吾輩は主人のいない隙を見計らってビールを飲もうとし、ビールの入った壺?に落ちて死んだ。